札幌へ来てよかったことのひとつ:音楽
みかこです。
札幌に来てから、音楽三昧になりました。
東京で所属していたオケは、たまたま北大OBが多い団体でした。
札幌に越すことになり、仲間の一人に、札幌にはどんなアマチュアオーケストラがあるのか訊いてみたところ、「いろいろあるけど、参加したことがあるのはオーケストラHARUKA」と言われました。
それで、わたしはHARUKAの演奏会に行き、素敵な演奏を聴いて「ここに入団したいな」と思い、問い合わせ先へメールしてみたのですが、なかなか返事が来なくて、もうHARUKAのことは忘れよう、と、練習場所が自宅から近い札幌市民オーケストラ(市民オケ)と、検索したら出て来た札幌フィルハーモニー管弦楽団(札フィル)に見学に行きました。
札フィルは、土曜が練習日ということだったのですが、わたしの当時の仕事が、「土曜日も出勤にならないとは言えない」感じになってしまったので諦め、日曜夜の市民オケに入団することにしました。
それからというもの、それまで「いつか弾きたいなぁ」と思っていた曲を演奏する機会に次々と恵まれ、「こんなに願いが叶ってしまっているが、わたしはもうすぐ死ぬのだろうか」と、演奏にも幸せにも慣れていないわたしは考えていました。
結局その後4年くらい死んでいないのですが、ベートーヴェン全曲演奏会などにも参加してしまったので、少しの間に、ずいぶんたくさんの曲を演奏している気がします。
いつか弾きたかった曲たちはこんな感じです。
(この曲についてチャイコフスキーが書いた手紙の言葉に感動して)
・ロッシーニ 「どろぼうかささぎ」序曲
(小学校のとき先輩たちが演奏しているのを聴いて素敵だなと思った)
(小学校の後輩たちにちょっとだけ教えた曲)
(中学に入ってから買った名曲集のCDに入っていて好きだった)
(ツイッターでよく話題になっていた)
・シューベルト 「鱒」
演奏したら好きになった曲も結構あります。
札幌へ来る2年くらい前は、初見で弾くなんて無理、たくさん練習しないと、自分の他にも誰か弾ける人がいてくれないと困る、という感じでしたが、最近はベース一人で初見で、堂々と落ちながら(?)、参加できるようになりました。
そんな中で、紆余曲折あり、市民オケは退団して、札幌シンフォニエッタの団員になりました。
いろんなところで演奏しましたが、プルトを組んで「この人と弾くの楽しいな」と思ったのは、今のところ数人だけです。
組んでみても「なんだかやりにくそうな人」が多くて、わたしが変わっているせいなのかもしれないけど、どうしてあげたらいいんだ、いや、どうしようもないな、と思っています。
いちばん好きなのは、20才くらい年下の彼ですが、早く社会人になって、楽器と車を買って、わたしの隣に固定でいてくれるようになってほしい。
「なんでもいいからまたみかこさんと一緒に演奏したいです」と言っていた別の彼とは、結局その後、都合が合わなくて一緒に演奏できていないのだけれども、落ち着いたら連絡してみようかなと。
女の子でも、割と合うかもしれない子も1人いる。みんな、20才ぐらい年が離れている。
・・・わたしのココロが子どもなのか・・・。
つらそうに弾く人よりは、楽しそうに弾く人と、カタい感じで弾く人よりは、ラクに弾く人と、一緒にやれたらいいなぁ、と思っています。
ちなみにわたしの卒業した小学校のオーケストラは↓こういうところです。