呪いをかけるのをやめてほしい
みかこです。
起業家の世界には、いろんな人がいます。
別に何売ってもいいと思うんだけど、売り方(言い方)を考えてほしいなと思うことがよくあります。
「●●は健康にわるいから!」
「○○は免疫力をさげるんだって!」
「××との関係がわるいと成功できないのよ!」
という表現は、不快なのでできればやめてもらえないでしょうか。と思っています。
わたしのまわりには、親を自殺で亡くした人が結構いて、母親との間に軋轢があるまま、母親を亡くした人もいる。
ある日、某占い系の人がわたしに向かって
「母親との関係が悪いと絶対幸せになれないのよ」
と言ってきたことがありました。
それをきいたわたしは、いろいろ苦労している友人たちのことを瞬時に思い出してしまい、
「わたしの友人にはこういう人たちがいますが、あなたはその人にも同じことを言うんですか?」
と、さんざん怒って、しまいには泣きました。
(そのあと塚田コーチが傾聴してくださいました(苦笑))
その方も、今までそんなことで怒る人に出会わなかったのでしょう。それはそれでとても幸せなことだと思いますが。
ある種の法則みたいなものについて、どこで見てきたのか、根拠もどうなのか知りませんが、人をあんまり幸せにしない形で語られるのは、不愉快です。
四六時中、特殊な生い立ちの人のことを思い遣れというのは、飢えているどこかの国の子どものことを思ってお前も飯を食うなというようなもので、それも違うと思うけど、何かについて学んだことって、誰かをわざわざ不安にさせるんじゃなくて、シンプルにいいものをいいと教えるだけでいいんじゃないだろうか、と言いたいのです。
わたし主催のランチ会は、キャッチコピーに「オフィスをオフィちゅに変えるプチレッスン付き」というのが入ってますが、それすら「失業中だからオフィスとか言われると辛い」と言われたりもするのに、既に死んだ人との関係のことを言われちゃったらもう本当に本当に本っっっっっっっっっ当にどうしようもないしつらいだけじゃん。
同じものなら、不安を煽る語られ方をする人より、シンプルにいいことを教えてくれる人から、わたしは買いたいです。