自分を責めるような自問自答をしていませんか
みかこです。
最近、あんまり自分のことを悪く言わなくなりました。
昔は、「自分もダメだが周りもダメだ」という感じで、ただ厳しいだけの人でした。
仕事仲間と飲みに行くのに、「仕事が終わらず遅れて行く」という同僚がいたら
「あの子、いつもこうだよね。ちゃんと時間決めて切り上げてこれない。こういうところがダメなんだよ」
などと言って、周りを黙らせてしまっていました。
ダメなところを指摘して、直すように努力してもらっていれば改善につながる、と思い込んでいたのですが、どうもそれは間違いのようだというのが、ずいぶん後になってわかったんですね。
きょうは自己卑下について、割と最近感じたことのメモから。
本当に、友達に向かって絶対言わないような言葉(ヘタ、才能がない)をなぜ自分には言うのでしょう。
「ブス」「バカ」とかもそうです。
それとも、友達のことも、本当はそう思ってるんでしょうか。
あるいは、自分と友達とでは自分のほうが上でなければならないから自分はこれじゃダメ、なんでしょうか。
わたしも昔、「こんなんじゃダメだ!」と思いながらやってたことがあって、結果は最悪でした。
勉強と、マンガがそうです。
たまたま音楽ではその悪循環にハマらなかったのですが、要らんこと(自分を責める、自分に怒る)にパワーを使って勿体無かったと思います。
人は自問自答を繰り返して生きていますが、自分への質問の仕方を変えると、色々好転して行くことがあります。
コーチングでは、質問を使いますが、質問の仕方に気をつけます。
「なぜ、できなかったのか?」(過去+否定質問)
「なぜ、いつも〆切に間に合わないのか?」(否定質問)
これらは、ただ相手を落ち込ませたり、やる気を無くさせるので、ほぼ使いません。
この形で「なぜ」を使うと、相手からは「言い訳」しか出てこないということも起こります。
どちらにしても建設的なことにならない。
なので、「未来のこと+肯定的」な問いかけをします。
「どうしたら上手くできるだろう?」
「どんなサポートがあれば間に合わせることができそう?」
自分にも周りにも、こういうふうにきいてみると、状況が変わってくるかもしれません。
気が向いたら試してみてね。