まるぽて

みかこのなんでも書くブログ

ぱっちてすとはじめました

みかこです。

 

手の湿疹で困っています。

 

自分はガサガサでもいいんですけど、人に触れたときに「痛い」と言われたりとか、気がつくとその辺に鱗みたいに剥がれた皮膚が散らばっていたりして、汚いものでもないんですが、あんまりよろしくないなぁと思い、ここはひとつ治るものなら治そうと。

 

何か特殊なアレだったりしても、医大ならわかるかなぁ・・・と思って、医大に通ってるんですけど、結局開業医さんと処方内容があまり変わらないもんで、やっぱりここに来なくても同じだったのかなぁ・・・としょんぼりしたりもしています。でもそれは来ないとわからなかったので、よしとして、このまま通うのか、開業医さんに戻るのか、考え中です。

 

でもって、全然治らないのの原因を突き止められるかを賭けて、パッチテスト開始。

 

背中に、たくさんぽちぽちのついたシートを2種類ほど貼りまして、そこに含まれている物質に皮膚が反応するかどうかを試すんですね。

観察するタイミングは色々みたいなのですが、今回は、48時間後、72時間後に診ることになりました。

極力濡らさないでね、ということで、お風呂には入れません。

汗もかいたらあかんので、夏はこのテストに向きません。

ものすごく痒くなったら取ってもいいと言われましたが、うっすら痒いかなぁぐらいで、今のところ、剥がすほどの反応にはなっていません。

 

何でもやってみたいタイプのわたしは、やりたいです!という感じでやってみていますが、パッチテストをやっても、7〜8割の人は、結局原因がわからないそうです。

2〜3割の人は、何かしら、これには反応するらしい、ということがわかるそうです。

わかったら儲けもの、かな。

 

背中にシートを貼ってもらうときに、服をめくってみたんですが、あまり芳しくなく、ブラウスをとりあえず脱いで、下に着ていたキャミソールも下ろしてみたんですが、どうも、貼りきれるだけの面積がありませんで、ブラのホックもはずさねばならなくなりました。

主治医は、たまに一緒に演奏したりする音楽つながりの男性だもんで、「いまわたしはどう見られているんだろうか?人格を持った人間だろうか?『症例』だろうか?」などとちらっと考えたのですが、最近、背中の状況はチェックしていないので、背中にプツプツがあったりするんだか、エロいんだか、お肉がビミョーな段差を醸しているんだかも、未確認。

エロい分にはいいんだけど、プツプツやビミョーなお肉の方が目立ってしまっていたら、ビミョーだなぁ・・・機械的に診ていただきたいなぁ・・・と思いつつ、照れることもなく、挨拶して帰りました。

 

明日剥がすのがちょっと楽しみです。

またブラのホック外さねばならんな。

HANABI-レストランホールバイトの想い出とリーダーについて

みかこです。

 

東京の立川にグランデュオっていう阪急系列のデパートがあるんですけど、そこの天ぷら屋さんでバイトをしていたことがあります。

普段はかなり暇な店で、暇すぎたので、メモをポケットに入れて漢字検定準1級の勉強をしながらやっていました。(おかげさまで合格しました)

 

店長は、口が悪いというか、余計なことを言うタイプで、プラス1名のたまにいる社員もあまりいい感じではなくて、バイトの女性陣(ほぼ全員、女子大生)から何だかかなり嫌われていました。

 

バイトの信認を得られない店長・社員ほど悲惨なものはありません。

 

夏に、昭和記念公園の花火大会っていうのがあって。

まあ、女子大生ならみんな、浴衣を着て、彼氏と二人でとか、気になっている野郎ども数人と女子数人のグループでとか、とにかくデートするわけですよ。

わたしの彼(いまの夫)は、見た目はチャラいのに中身は真面目が取り柄みたいな人で、クリスマスでもコンビニバイトを休まないという人間だったもので、そんなイベントがあっても、彼はバイトを休まないもんで、わたしもバイトでもするか、という感じでした。

 

仕事上がりに着替えていると、バイト仲間が

「花火の日ね、わたし浴衣着るんだ〜!」

と、話をしていました。

「みかこちゃんも休むでしょ?」

「わたしは、出ますけど・・・」

「え!そうなの?みんな休むよ?」

「そうなんですか?」

まあ、この人たちが休んでも、誰かは来てくれるだろう、と思っていました。

天然のわたしは、その「空気を読む」ということができなかったんですね。

 

 

花火の日。

 

花火をレストランの窓から見ようという人や、花火を見終わって食事をしようという人で、レストランというレストランが、満席になる日。

 

蓋を開けてみると、わたしは店長と2人きりでした。

 

店長がひとりで板場をやって、わたしがひとりでホール。

 

・・・回るわけがない。

 

それでも開店してしまったんですね。

「目が回る忙しさ」ってこれのことだ、と。

店長は応援を呼ぼうとしたけど、結局誰も捕まらなかった。

わたしは何度も「まだですか?!」などとお客さんに怒鳴られつつ、それでも冷静にやりきりました。

途中、運ぶのが追いつかなくなると、板場から店長が出て来て、運んだりもしていました。

 

困るのがわかっていて、休まれてしまう。

嫌われている上に、なめられている。

わたしも休んでたらこの人どうするつもりだったんだろう・・・。

 

「この人を困らせるなんて申し訳ない」

そう思うアルバイトの人が、一人もいなかったわけではないと思いますが、大勢に従う方が良いと判断したのだと思います。

 

シフトも出ていたはずですが、店長も店長で、事前になんとか人を工面できなかったのかなぁ、と思います。

 

振り返ってみれば、わたしは子どもの頃から、小さな単位のリーダー経験はそこそこあって、そのころにあれこれ自己流でやって、それなりにまとめたり、失敗してみたり、やらかしてみたりしてきたもので、大人になってからは、リーダーのような立場になっても、あまり大きな失敗をしなくて済んでいました。

でも、そういう経験がないまま、いきなり店長などのマネジメント職につくと、こういうことになってしまうのかも?

 

リーダーになったらなったで、できてないことがあったら素直に認め、できるようになっていくしかありません。

わたしが仕事で初めてリーダーになったときには、リーダーになる人向けの本などをいくつか買って読みました。でも、悩んでいる割に、そういう本すら読んでいない人もたくさんいるのかもしれません。

人間の悩みは、独特のものってそんなにない、とわたしは思っています。

大抵のことは、本を読んだらなんとか解決できたり、全くそのままとは行かなくても、アレンジして試すということができます。

「部下が自発的に動いてくれない」

「モチベーションが低い人間しかいない」

などと言っていないで、動いてもらえるようになるには、自分がどういうコミュニケーションをしたらいいのか、学んで、考えてほしいなと思います。

 

*ちなみにバイトしていたお店はもうありません。

恋愛とは何かわからなかったものの

みかこです。

 

先日、婚活している人にコーチングをしている方と飲みに行きました。

それでもって、わたしは、随分長く困っていることを相談してみたんですね。

 

「出してもいないラブラブ光線とやらをキャッチされ

 『俺に惚れている』と勘違いされることが多い」

 

年下の子には、たとえ好かれたとしてもそういう「勘違い」はないんですが、年上の方々からは、かなりそういうパターンが多くて困るのです。

 

自分はそんなつもりもないのに、なんなのか?

どうして勘違いするのか?

パワハラというかセクハラというか、そういうやつなのか?

それとも、わたしがわかっていないだけで、こういうのが恋愛というものなのか?

そもそも恋愛ってなんだ?

 

そんなところまで混乱していました。

 

で、コーチング形式で色々質問されたんですけど、打開策が出てこない・・・。

 

自分が知りたいことを知っている人、自分が上手になりたいことが上手にできる人で、かつ、年上の人、という場合にそう思われやすい、そういうことを言われやすい、というところはわかったのですが。

 

何も答えが出ないもんで、コーチが感じたこととして

 

「他の人よりも、仲良くなるスピードが早いというか、距離が近い感じがします。

 なので、他の女性と比べてしまうと、目立ってしまうため、

 結果として、そういう誤解につながるのかもしれませんね」

 

と、伝えてくれました。

 

言われてみれば、そうなのかも。

とってもゆっくり仲良くなった人とは、結構うまくやれている。

 

勘違いされないための対策としては、自分の好奇心が強いのを自覚した上で、可能な限りゆっくりと近付くことと、その人自身ではなく、あくまでも、その人の知識やスキルに対する興味であるとハッキリわかるようにコミュニケーションをすること。

そんなところでしょうか。

 

性別とか関係ないところで、仲良くできたらとってもありがたいです。

グレイテスト・ショーマンを観ました

みかこです。

 

日中の仕事を終え、記事を書き、レイトショーで「グレイテスト・ショーマン」を観ました。

サーカスで成功したP.T.バーナムの伝記的作品ということで、テンポよく展開して行き、歌とダンスの素晴らしさが際立っていた作品でした。

素敵な歌が多かったですが、アンとフィリップの二重唱「Rewrite The Stars」が好きです。

 

現代ではバーナムの集めたような人たちは「障がい者」として扱われるようになり、それを見世物にしてお金を稼ぐというビジネスは成り立たなくなっているのですが、その時代にはまだそのことが許され、受け入れられ、ショーの出演者にとっても、サーカスは自分の「居場所」を提供していたものとして描かれています。

 

彼らの歌う「This is Me」は、自分自身を、自分の居場所と自分の生き方を、自分で肯定する力強い歌です。これはどんな人も、感じるところのある歌でしょう。

アナと雪の女王」の「Let it Go」もそうでしたが、何かに抑圧され、自分自身でも抑圧して来た「自分」を解放するような歌や物語が、いまは求められているのかもしれません。

 

ラ・ラ・ランド」観てないので、観てみようかな〜。

ミュージカル映画、結構好きです。オペラ映画もいいですよ!

腹が立ったらどうするか

みかこです。

 

昔、仕事のあれこれであまりにも腹が立ちすぎて駅のトイレの個室内で1時間以上泣いていたら、そのトイレには事故防止のためのセンサーがついていたらしくて、警備員さん数人に駆けつけられちゃったことがありました。

 

今となっては笑い話というか、わたしはその怒りをどうしたのかっていうと、ひたすら業務改善と人間関係構築のために自分にできることをやり尽くしていく原動力にしたんです。

 

結果的に、マネジメントに向かない人はその立場から降りることになり、不正行為をしていた人は会社を去ることになりました。

 

よく、「他人と過去は変えられない」と言いますが、わたしは、自分の出方が変われば、相手の出方も変わると考えています。

 

つまり、他人も変えられるというか。

 

それから、過去のできごとそのものは変わらなくても、過去のとらえ方は変えられます。

 

つまり、過去も変えられると言えるのではないかと。

 

自分の「振る舞い(行動)」と「とらえ方(認知)」を変えれば、他人も過去も変えられる、ということだとすれば、いかに、あらゆることを「自分ごと」にするかで、自分の人生についての効力感みたいなのが変わってくる気がします。

 

なんというか、認知行動療法みたいなことで、ひとはだいぶ生きやすくなるのではないかと。

 

芽生えた怒りはただ抑えるとか消そうとするんじゃなくて、何かに活かそう。

 

活かすとしたら、何でしょうね。

自分の書いた「編集後記」を眺めて思うこと

みかこです。

 

先日出てきた大学のギター部定期演奏会パンフレットを何気なく眺めていたところ、自分の書いた編集後記を読んで「へ〜」と思ったので、アーカイブしておきます。

 

人間て、一度気づいたはずのことも、しばらくすると忘れてしまうんでしょうか。

このあとも何度か、音楽がらみのことで悩んでいる。

 

そういう自分を俯瞰してみると、もしかしたら、音楽と全身全霊で向き合って、必死でやり尽くしても、どこか、自分の理想の通りには上手になれない気がしていて、無自覚に、向き合いたくない言い訳をあれこれ考えているだけなのかもしれません。

 

そういうわけじゃないなら、いいなと思ったり、大事だなと思ったことは、書き留めたりして、折に触れ、何度も、読み返すといいんだと思う。

特に、何かに行き詰まった時にね。

そういうノートを作っておくと、いいかもしれない。

 

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私には、3つ年下の妹がいる。

その妹は、音というものを知らない。

妹が音を知らないのは、彼女が生まれる前、

まだ母の胎内にいる時に私が母に風疹をうつし、

それによって聴覚を失ってしまったからだ。

 

昔、私は部屋でよくピアノを弾いていた。

いつからか妹が、頻繁に私の部屋に遊びに来るようになった。

私がピアノを弾いていると、

妹は傍に来て、無造作に鍵盤を叩いた後、

蓋を閉めようとする。

「妹には、私が弾いている曲も、歌も、言葉も、

 わからないんだ。」

そんなことを思ってから、私は妹の前で楽器に触ることが怖くなった。

奪ったものの大きさを思うと、自分がそこに存在することに耐えられなくなる。

そして、自分が音楽をやる意味が見えなくなるからだ。

 

最近、ある人とたくさん話す機会があった。

その人に私は、思っていたことのほとんどを話した。

部のことや、妹のことや、音楽をどう受け止めていいのかわからないということも。

その人とはそれまでほとんど話したことがなかった。

唐突にそんな話をされて驚いただろうけど、

それでも真摯に私の話を聞いて、答えてくれた。

話していくうちに、私の中である考えがまとまってきた。

 

『音楽は、媒体で、人に気持ちを伝える道具の一つだ。

 自分は確かに妹から音を奪ったかもしれない。

 その事実と向き合うのは辛いかもしれない。

 でも私はこの部に入っていて、責任があって、

 やるべきことなのだから、それから逃げてはいけない。』

 

そこで初めて、私は部の方を向いたのかもしれない。

 

 

去年まで、練習にろくに来なかったことごめんなさい。

去年まではいろんな意味でいっぱいいっぱいだった。

だけど正直言って、この部活に対してあまり魅力を感じなかったというのもある。

でも、重要なのは周りが変わってくれるのを望むことではなくて、

自分が変わることなんだとわかった。

パンフやチケットを作るって決めたのは、自分がこの部にいた意味を

見つけたかったからかもしれない。

この短い間にいっぱい学んだ。

知識、技術的なことも勿論だけど、人と関わっていくこととかそういうのを

すごく学んだ気がする。

ちょっと遅かったけど、この部が好きになった。

 

私の長い話を聞いてくれた人、ありがとう。

あなたがいなかったらきっと頑張れなかった。

コンサートマスター、お疲れさま。

努力は必ず実になるということをあなたに教えられました。

今日はいい演奏会になるといいね。

いや、なるはずです。

それから、私のギターへ、これからもよろしく。

 

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ギター、もう弾いてないねえ。。。

今はこういう調子の文章は書かなくなっています。

なんか、わざわざ、ドラマっぽくしなくても、ふつうに精一杯生きていれば、みんなじゅうぶんドラマみたいだと思った、という感じかな。

こういう感じの方が、最初のウケは良いんだと思うんだけど、こういうのが続くと、淡々としている方がいいなって気がつく。

 

わざわざ目立とうとしなくても良いし、結果的に目立ってしまっても良いし、それが自分の形ならなんでも良いかな、と今は思っていて、それを好きと言ってくれる人がいることに、ただただ、感謝しております。

 

この頃みたいに、できなかった言い訳、やらなかった言い訳は全然しなくなったんだけど、本当のことを言いすぎて、たまにかなり相手の気分を害してしまいます。

 

若い子で、明らかに寝坊しただけなのに「具合が悪くて・・・」とウソつく子もいるんだけど、それは、騙されたフリをしておいています。

 

言い訳も、ちょっとしたウソも、適度にした方が良いみたいだ、と学んで、わたしもだんだんニンゲンになってきたなぁ、というところでしょうか。

 

「重要なのは、自分が変わること」

転んでもただは起きない

みかこです。

 

ようやく、自分で作ったものを食べられる程度には片付いたりスーパーに行けたり。

いろんな方のご厚情やはからいにより、いまのわたしの暮らしが成り立っていて、毎日毎日、感謝です。

 

さて。

どこぞの会社がつぶれたという噂を耳にしました。

Oh・・・

詳細はわからないですけど。

 

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北海道って、東京や大阪で当たり前になっているようないろんなサービスやビジネスがまだ浸透していないもんで、開拓のチャンスはたくさんあると思うんです。

それで、本州でうまくいった企業は、こちらでもすぐパイを奪えると思っている。

でも実際そう簡単じゃない。

ここにある文化や歴史に敬意を持っている相手だ、と思ってもらえないと、どんなに良いものを持っていても、受け入れてもらえない。必要だと思ってもらえない。

わたしのいた会社も、一度は拠点を自前で作って進出したけど、うまくいかなくて、たたんだんですね。

その後、やっぱりもう一回!みたいな感じで打って出た。

それは、地場の企業を買収するという形です。

もともとあるものを取り込んでしまえば、そこにあった人間関係を利用して、展開していくことができます。

逆に、コネクションを持っている人が辞めてしまうと、あんまり意味がない。

買収された方が、従業員もメリットが大きいと思ってもらえること、物的(給与体系・福利厚生・勤務条件など)にも心の面でも人を大事にすること抜きには、順調で長期的な発展は望めないと思います。

 

まあ、この話は、そのつぶれてしまった会社には関係ない感じだと思うのですけど・・・。

 

オズの魔法使い」の著者ボームは、事業に何度か失敗して破産していますが、めげずに「再起」し続けて、作家としても成功し、素敵な物語を残してくれました。

 

わたしもそんなにハデに転んだことはないけど、ショックなことがあったり失敗して落ち込む時期があったりしました。

それでもなんとか持ち直して、でも波は全然ないわけじゃない。

波の乗り方が、少しずつ上手くなっているだけで、波が起きないのではない。

長いつきあいの人には、「転んでもただは起きない人ね」と言われたりしますけど。

 

何かがダメだったとき、やり方を変えて再び同じ事業を興してもいいし、別の生き方をしてもいいと思います。

 

何かの出来事にショックを受けて、いまは落ち込んでいる人も、いつか元気になって、また活躍する日がきっと来ます。

 

Way up high
there's a land I heard of
once in a lullaby
Skies are blue
And the dreams that you dare to dream 
Really do come true