まるぽて

みかこのなんでも書くブログ

マンガを売るのは難しいのか

みかこです。

  

久しぶりに少女マンガを読みました。

 

めずらしく、上手い「引き」の広告に興味を持って、「1巻無料、会員になると3巻まで無料」というので、1巻だけ読みました。

1巻を読んだところで、「多分こういう設定で、こういうラストになるかな」と想定して、ネタバレサイトで確認していくと、だいたい合っていました。

この予想がはずれて、かつ、すごいな!とか、この描き方好きだな、と思ったマンガは詳細を確認したくなって買ったりするんですけど、それには至らなかった。

前にもそんなことがありました。

 

この、「結局、買わなかった」という結果について、「これでいいのかなぁ?」と思ったりもします。

 

すごい考えて、すごい時間かけてつくったものの内容が、ネタバレサイトで公開されてしまっている。

せっかく広告での「引き」も上手にできて(クリックしたら広告料が発生)、続きが知りたい、読みたいとも思わせたのに、ネタバレサイトがあるので、購買につながる確率が低くなっている。

ネタバレサイトは、そのお話を自分が考えたわけじゃないのに、みんなが見にくる。

そして、誰かがそこに貼ってあるアフィリエイトバナーからAmazonなどで買うと、ネタバレサイトの人に紹介料が入る。(微々たるものではありますが)

 

 

いまの「誰でも気軽に発信できる」状況というのは、発信を始めるハードルは低くていいけど、クリエイティブな仕事で稼いで食べていけるようになるには、かなりのレベルが求められるようになった、ということなのかな。

 

そういう流れになったら、そうなったことを嘆いても文句言っても流れを止められるわけじゃないので、そうなったなりのやり方をするしかないんだけど。。。

(友人の編集した本「誰が音楽をタダにした?」には、音楽業界での流れ(CDが売れなくなっていった過程)が描かれています。)

 

無料で読める場所も増え、あらすじだけでいいという人には、無料でそれもわかるようになってきていて、みんなどうやってマンガの「買う」「買わない」を決めているのかな???と思いました。