まるぽて

みかこのなんでも書くブログ

さかはらあつし氏 「小さくても勝てます」出版記念講演会 in 札幌

みかこです。

 

さかはらあつし氏に会いました。

 

1995年3月20日、わたしは家で漫画を描いていたと思います。

明日、春コミ(コミックシティ:同人誌展示即売会)だというところで、印刷所にお願いしたものは現地で受け取る予定、それ以外にコンビニのコピー機で印刷して自前で製本する、いわゆる「コピー誌」を作っていたんだけれども、そんな中、サリン事件が起きました。

わたし、明日、日比谷線に乗って、築地方面に行くんだけど。

こんなことになって、みんな、来るんだろうか。

でもわたしは行かねばならぬ。

そこに印刷物が届くのだから。

そんな状況でした。

 

翌日、行ってみた会場には、予想していたより多くの人が来場していて、それなりに売り上げ、とりあえずは形になった・・・けど、人のこと言えないけど、あんなことがあった翌日にこんなところによく来るよな、という感じでした。

その当時流行っていたPINK HOUSEの服を着た、スーツケースを持ったお姉さん達も、いつものように、ぞろぞろと、来場していました。

オタク、たくましい。と思いました。

 

さかはら氏は当時、電通の社員でしたが、サリンが撒かれた電車に乗って、サリンを吸った被害者の一人だったそうです。

そんな目に遭ったもので、人生一度きり、会社員で終わるより、やりたいことをやろう!ということで、映画監督になることにしたとか。

 

さかはら氏の話にはいろんな経済や映画業界の著名人(グローバルなレベルの)がたくさん出て来るので、半分以上ついていけてなかったけど、ついていけてない感じがまた、刺激になりました。

 

ひとまず自分の持っている本に全部目を通してみようっと。

あと、やることの分類や優先順位のつけ方もわかったので、それをやることと、ピーナッツを毎晩食べることと、自分の腕を磨くことかな。

 

さかはら氏の万年筆、わたしの持ってるペンと同じで、同じところで研いでもらったものだと。それがなんだか嬉しかったです。

 

変な話ですが、「小さくても勝てます」読んだときは、その中に出て来る氏のようにとぼけた感じで、さりげなく困っている人の役に立てたら面白いだろうなぁ、と思いました。

わたしと話して何か得るものがあったという人は、何人かいらっしゃるのですが、そういう感じかな?と。

でもわたしのいちばんやりたいのは、またちょっと別のことなんです。

 

どれも全部形にするには、どういう作戦がいいのか、考えるときなんだな。