失態
みかこです。
気を抜いてもいいんですが、場所が大切です。
治験コーディネーターのとき、とても爽やかな笑顔で、テキパキと可愛らしくやっていたりもしたのですが、あまりに忙しくなりすぎたときに、あまりにひどくわたしの時間を盗む人がいたもので、ものすごい腹が立ってしまったことがありました。
先輩の代わりに先輩が担当している施設の2階で、お留守番をしていたときに、その人から電話がかかってきて、全身の血が沸騰するような気分になり、それでちょっと燃え尽きてしまった。
そこにあったソファに、グデーンと、大の字みたいに腕と脚を投げ出して、大きなため息とともに
「もうやだぁーーーーーーーーー」
と大きめの声が出てしまいました。
その瞬間、そこの施設の看護師さんが、滅多に使わないものを取りに、その部屋に入ってきたんですね。
<・・・・バツが悪いとはこういうことか・・・!!>
と身を以て知りました。
看護師「おつかれさまでーす」
わたし「・・おつかれさまです!!」
先輩には一応、このようなことがあり、申し訳ございませんでしたと謝りましたが、笑われました。
それからは、かなり気をつけて、心穏やかな生活をするよう努めているのですが、忙しいときって気をつけないとそうなっちゃうんですね。
いろんなところへ出張され、講師として活躍されている女性の方がいらして、先日も、あるイベントでご一緒したんです。
その日の仕事が終わって、わたしは先生に挨拶をして部屋を出て、トイレに寄って帰ろうとしたところで、わたしは部屋に忘れ物をしたのに気が付き、取りに戻ったんですね。
そしたら、その女性の先生が、まさにその、昔のわたしのような感じで、まあ、他には、仲間内の人しかいなかったというのもあるんでしょうが、
椅子に踏ん反り返って座っていました。
目が合ってしまいました。
<見てはいけないものを見てしまった・・!!>
先生は慌てて直られて、
「お疲れ様でした!きょうは本当に、ありがとうございました!!」
と大きな声で言われました。何もなかったかのように。
いや、何もなかったんだ。きっと。
そういうことになっています。
講師みたいなお仕事をしていると、おうちに着くまで、気を抜けないですね。
どこにお客さんがいるか、どこで会うか、わからないですね。
でもやっぱり、電車などではかなり、気を抜いてしまっていますが・・・。
気をつけよう。