転んでもただは起きない
みかこです。
ようやく、自分で作ったものを食べられる程度には片付いたりスーパーに行けたり。
いろんな方のご厚情やはからいにより、いまのわたしの暮らしが成り立っていて、毎日毎日、感謝です。
さて。
どこぞの会社がつぶれたという噂を耳にしました。
Oh・・・
詳細はわからないですけど。
北海道って、東京や大阪で当たり前になっているようないろんなサービスやビジネスがまだ浸透していないもんで、開拓のチャンスはたくさんあると思うんです。
それで、本州でうまくいった企業は、こちらでもすぐパイを奪えると思っている。
でも実際そう簡単じゃない。
ここにある文化や歴史に敬意を持っている相手だ、と思ってもらえないと、どんなに良いものを持っていても、受け入れてもらえない。必要だと思ってもらえない。
わたしのいた会社も、一度は拠点を自前で作って進出したけど、うまくいかなくて、たたんだんですね。
その後、やっぱりもう一回!みたいな感じで打って出た。
それは、地場の企業を買収するという形です。
もともとあるものを取り込んでしまえば、そこにあった人間関係を利用して、展開していくことができます。
逆に、コネクションを持っている人が辞めてしまうと、あんまり意味がない。
買収された方が、従業員もメリットが大きいと思ってもらえること、物的(給与体系・福利厚生・勤務条件など)にも心の面でも人を大事にすること抜きには、順調で長期的な発展は望めないと思います。
まあ、この話は、そのつぶれてしまった会社には関係ない感じだと思うのですけど・・・。
「オズの魔法使い」の著者ボームは、事業に何度か失敗して破産していますが、めげずに「再起」し続けて、作家としても成功し、素敵な物語を残してくれました。
わたしもそんなにハデに転んだことはないけど、ショックなことがあったり失敗して落ち込む時期があったりしました。
それでもなんとか持ち直して、でも波は全然ないわけじゃない。
波の乗り方が、少しずつ上手くなっているだけで、波が起きないのではない。
長いつきあいの人には、「転んでもただは起きない人ね」と言われたりしますけど。
何かがダメだったとき、やり方を変えて再び同じ事業を興してもいいし、別の生き方をしてもいいと思います。
何かの出来事にショックを受けて、いまは落ち込んでいる人も、いつか元気になって、また活躍する日がきっと来ます。
Really do come true