うまくいかなかったコーチング
みかこです。
コーチングを受けてうまくいかなかったこともあります。
コーチング嫌いの人と話していると、「追いつめられる感じがして苦しくなってやめた」と言ったりしていますが、わたしも「コーチング」と名の付いている場で、責められている感じがしたり、威圧的だなあと思ったり、この人嫌だなぁと思ったりして、結局何の足しにもならなかったことがあります。
でも、「楽しい」コーチングも同じようなことがあって、その場はワクワクして楽しかったなぁと思うんだけど、それしか残ってなかったりしました。立てた目標についての物事が進んでいない。何週間経ってもその部分が1ミリも変わっていない。
コーチングの内容より、相手の態度や、その場の空気が、頭や心に残ってしまったんだなあ、と振り返っています。
そうなんだとしたら、受け手を「応援している」「できると信じている」という言語・非言語でのメッセージ、受け手と共に「目標に集中している」という印象が受け手の中に残ったときに、コーチングは勝手に「上手くいく」のかな、と思います。
たとえば、挨拶、ほんの一言など、本当に短い時間のやり取りでも、この印象さえ残せたら、相手が前進することについて、働きかけができたことになるのではないでしょうか。
本人があきらめていても、コーチはあきらめない、というのと同じ。
本人が集中していなくても、コーチは集中する。
カウンセリングも、その人には、回復する力があると信じてする。
「この人はいつもこれの繰り返しだ」と思って、相手が打開する事を信じなくなったときに、本当にループし続けるのかもしれないです。
誰かを「困った人」として扱っている限り、その人はずっと自分を困らせるのかもしれないです。
ものごとは思っているより複雑じゃないかもしれないです。
今月31日のぷらっとランチ会では、短いですが、コーチングを体験いただけます。
お近くの方は、どうぞお気軽にいらしてくださいね。