コントラバスレッスンの記録(2)
みかこです。
今日は、東京フィルハーモニー交響楽団(通称:東フィル)の先生のレッスンメモ。
ほとんど弓(右手)のことです。音楽を作るのはほとんど右手の仕事なので。
朝はストレッチしたりして、身体のいろいろなところをのばす。
■弓の使い方
弓と弦の接点に集中する。
肩甲骨の間から吊られているイメージや、鎖骨から腕だというイメージで弾く。
座奏でもチェロみたいにではなく、右足は立つくらいに構えて、左半身が後ろに行きすぎないようにする。
アップとダウンで音が変わらないように。
三連符、ターンタ(2:1)ダウンダウンやアップアップで弾く時と、ダウンアップで弾く時の音に差が出なくなるように練習する。
返すときは弓の長さは変わらないが音が短いため、少し上を軽く速く弾く。
同じ重み、場所で速く弾くと音が大きく強くなってしまい、流れが止まる。
1.タンタタタンタタ
2.タタタンタタタン
ダウンから、アップからで4パターン
3対1で弓を返すときの分量が少ないときは、一旦離しても音の響きが切れないように。
まっすぐ横ではなく円の動き。
弓を少ししか使わない時も肩から動かす。
少ししか使わない時は、長さがそれしかない弓をいっぱいまで全弓使って弾くイメージ。
弓の初速が速くならないように。
音はチューニングでもちゃんと鳴らすように。
30分でも自分の音をきちんと聴きながら練習するように。
弓はいつもニュートラル。
元から弾こうとしすぎない。
身体を開く。腕はいつも身体の前にあるように。
弓をコントロールするために少し屈んだりして良い。
■音の取り方
開放弦を弾くと必ず倍音があるのでそれと一緒になるように鳴らす。
響き、振動から、いま出ている音を理解し感じられるように。
■ハイポジション
できれば毎日、少しでも、親指を慣らすためにおこなう。
Gに親指を置いて、クロマチック(半半半)、全半半、全全半
■気をつけること
四拍目と一拍目のつながり。
欧米のことばのリズム。