腹が立ったらどうするか
みかこです。
昔、仕事のあれこれであまりにも腹が立ちすぎて駅のトイレの個室内で1時間以上泣いていたら、そのトイレには事故防止のためのセンサーがついていたらしくて、警備員さん数人に駆けつけられちゃったことがありました。
今となっては笑い話というか、わたしはその怒りをどうしたのかっていうと、ひたすら業務改善と人間関係構築のために自分にできることをやり尽くしていく原動力にしたんです。
結果的に、マネジメントに向かない人はその立場から降りることになり、不正行為をしていた人は会社を去ることになりました。
よく、「他人と過去は変えられない」と言いますが、わたしは、自分の出方が変われば、相手の出方も変わると考えています。
つまり、他人も変えられるというか。
それから、過去のできごとそのものは変わらなくても、過去のとらえ方は変えられます。
つまり、過去も変えられると言えるのではないかと。
自分の「振る舞い(行動)」と「とらえ方(認知)」を変えれば、他人も過去も変えられる、ということだとすれば、いかに、あらゆることを「自分ごと」にするかで、自分の人生についての効力感みたいなのが変わってくる気がします。
なんというか、認知行動療法みたいなことで、ひとはだいぶ生きやすくなるのではないかと。
芽生えた怒りはただ抑えるとか消そうとするんじゃなくて、何かに活かそう。
活かすとしたら、何でしょうね。