15年ぶりの一人暮らし
みかこです。
来週から、15年ぶりの一人暮らし。
15年前は、福井に集合研修のために集められていました。
一人暮らしと言っても会社の寮で、清掃のおばさんが毎日掃除してくれていました。
ランドリーがあったり、隣には同期が住んでたりして、何も寂しいことも不安なこともなく、ただ毎日が面白く、勉強漬けだけど、自分のペースで暮らせるというのが、とても楽しかった。
当時の彼氏、いまの夫は、東京から手紙を書いてくれました。
その手紙はとても素直で素朴で、愛情がたくさん詰まっていました。
福井まで会いにきてくれたりもしました。
彼という人は、恋人、今は夫だけど、父親のような、母親のような、親友のような、不思議な存在です。
だからなのか、わたしは彼と離れたいと思うことがしばしばありました。
それでも、世間体とか、経済的な損得とか、いろんなことを気にして、これまで一緒に暮らし続けてきたわけです。
ようやく「心の自由」を取り戻して、「独り立ちしたい」と心から思えるようになったわたしは、念願の一人暮らしをします。
家賃も光熱費も、自分に請求がくるようになる。
そういう明細を見たら、「大人になった」と思えるような気もする。
もう十分に大人の年なんだけれど。