まるぽて

みかこのなんでも書くブログ

昭和の喫茶店のオムライス

みかこです。

 

オムライスが好きです。

 

オムライスが好きだなぁと思ったのは、東京の目黒区に住んでいたころ、家の近くの喫茶店で食事をしたときのことです。うっすい卵の乗った、ケチャップライスのオムライスでした。ケチャップがたくさんかかっていて、それがなんかどうにも美味かった。チキンと、グリンピースやマッシュルームも入っていた気がします。クリームソーダとかレモンスカッシュとかと一緒に食べていた。そういう感じの喫茶店。

 

きょうは比較的近くのオムライス屋さんが新聞に載っていました。そこのオムライスはとっても凝ったつくりで、どれもたしかに美味しいんだけど、でもやっぱり昔食べたやつが美味しいと思ってしまいます。もうその目黒のお店はないんだけどね。

 

もしかしたらそれは、今食べたら全然美味しくないのかもしれないんだけど、それが美味しいっていう設定になっちゃっているもので、たとえば、ラッキーピエロのオムライスとかが、あれに近いんじゃないかなぁって思って、食べたくて仕方がなくなるわけです。

 

ものすごい好きな人がいたけどなんらかの事情でうまくいかなくて、その後、いつまでも恋人がつくれないでいる人って、そういう感じなのかもしれないなぁ、と思いました。

 

 

比べようがないし、新しいのは、それはそれで食べてみると美味しいんだけど、でもなんか違うっていうのは、もうずっと、一生かもしれないけど、続くんだろうなぁ。

 

ちなみにその後、いろんなお店でオムライスを食べてみていますが、今のところの一等は、東京は日本橋の「たいめいけん」のオムライスです。